講演会&技術セミナー

講演会&技術セミナー






10:00-10:30

大村隆司 氏

ニデック株式会社
常務執行役員

xEVの動向と半導体業界の課題

中国がトレンドセッターとなるxEV業界における半導体の動向を、 市場の理解から考察する







10:30-11:00

菅沼 克昭 氏

大阪大学
フレキシブル3D実装協働研究所 所長
名誉教授

動き出した先端半導体パッケージ技術開発

Si半導体のリソグラフィー限界が訪れ半導体構造そのものが変化する中で、パッケージ技術の新たな展開が世界中で注目を集めている。その一つには、シングルダイのパッケージから複数ダイをワンパッケージにする技術、いわゆるチップレット・パッケージが大きな鍵を握っている。チップレット構造を理想的に形成するノウハウは、未だに十分に確立されていない。個々のSiダイの微細な端子を最短に、ノイズレスで、省エネルギーでしかも信頼性高く形成することが必要になるが、本講演ではそれらのポイントについて紹介し、特に、日本が守るべき信頼できる半導体パッケージ技術へ向けた議論を行いたい。








11:00-11:20

佐藤 文明 氏

株式会社ジーダット
テクニカルアドバイザー・
兼SimplifyDAアドバイザー

チップレット設計におけるフィージビリティ・スタディを効率化する自動配線技術

半導体製造工程の課題を克服するためのアプローチとしてチップレットが注目されています。しかしながら、チップ間を接続する配線本数が膨大になること、高速な信号を正確に伝送すること、さらに熱対策など複雑な課題が存在します。チップレットの有用性を最大限に引き出すためには設計初期段階で実現可能性(フィージビリティ)を如何に効率良く検証することが出来るかが鍵となります。様々な検証ツールを駆使してフィージビリティ・スタディを行なうためには、高速かつ高品質でチップ間の配線を接続する必要があります。EDAツールの進化が必要であると言われているチップレット設計に於いて、効率良くフィージビリティ・スタディを行うための自動配線技術について説明します。






11:20-11:40

六川 裕幸 氏

株式会社ジーダット
技術2部 部長

IC設計における Lorentz Solution社の電磁界解析ソリューション

電磁界シミュレーションに基づいたIC設計ソリューションをご紹介します。 Lorentz Solution が提供する PeakView(TM)プラットフォームは、IC設計から検証、またPKG/PCB搭載状態に至るまでのあらゆる局面において、電磁界シミュレーションを適用した高速・高周波応答特性を考慮に入れることを可能にします。このプラットフォームを構成する技術を,どのようにIC設計に適用するかをご紹介します。





11:40-12:00

Simon Jones 氏

べリシリコン株式会社
Senior Director, FAE

自然言語AI処理で加速する信号処理の高度化

音声認識から始まった自然言語のAI処理は、画像処理へと広がりをみせてきました。世界的な開発の動向に合わせたVeriSiliconのトランスフォーマを始めとしたAI処理の取り組みを紹介します。





13:00-14:00

永田 真 氏

神戸大学大学院
科学技術イノベーション研究科
教授

ハードウェアセキュリティの基礎 ~セキュアICチップの実装攻撃と対策~

半導体ICチップは、セキュリティの脅威にさらされています。サイドチャネル攻撃はその代表例で、動作時の電磁ノイズ等を解析して機密データを盗み取ります。本テュートリアルでは、サイドチャネル攻撃や改竄などの非侵襲(非破壊)の実装攻撃の可能性と、その対策を概説します。






14:00-14:20

二見 誠一 氏

CMエンジニアリング株式会社
デザインサービス事業部
事業部長

協調型自動運転を支えるV2X(Vehicle to X)通信技術とは?

V2Xは車両同士が通信を行い、車間距離を測定、検知した障害物や危険な路面状況等の情報を車に 共有する事ができる自動運転技術です。 今後も成長を続け周囲環境の認識技術とAI技術による自律型自動運転が導入されます。 しかし完全自動運転の実現には車両同士やインフラとの間の通信による周囲の車両情報や交通情報を 共有する協調型自動運転の技術が必要です。 本講演では協調型自動運転を支えるV2X通信のポイントや技術を紹介し、協調型自動運転の未来を 解説致します。





14:20-14:40

明石 貴昭 氏

Codasip GmbH
Country Manager – Japan

低消費電力RISC-Vコアの省電力をカスタムで更に1/6に!

ベアリングなどの予防保全等に使える、メカニカルノイズ中の異常検知するAIを低消費電力RISC-Vコアに実装. 異常検知のスループットを維持したまま、クロックを1/4に、消費電力は1/6に収まりました. 消費電力要求の厳しいところに適用できます.






14:40-15:00

栗林 雄秀 氏

アルデック・ジャパン株式会社
FAE Manager

cocotb によるコンストレイントランダムとファンクショナルカバレッジ

SystemVerilog を使用したコンストレイントランダム、ファンクショナルカバレッジは多くの設計者によって使用されていますが、これらが使用可能なシミュレータは高価な製品となっています。Python を検証言語として使用するcocotb は、これらを容易に使用する事が可能で、今まで試すことが出来なかった設計者が新しい検証手法へチャレンジする機会を提供します。本セミナーでは、cocotb で コンストレイントランダム、ファンクショナルカバレッジの使用するための2つのアプローチをご紹介いたします。





16:00-17:00

大幸 秀成 氏

半導体エバンジェリスト
(株式会社東芝 CPSxデザイン部
所属)

半導体が興すシン・産業革命

あらゆる電子・電気機器に搭載される半導体、イノベーションによる経済成長を牽引してきました。先端半導体と業界トレンド、生み出す価値と広がる用途の事例を挙げて紹介します。また、半導体が抱える永年の課題についても提起し、問いを投げかけます。