講演会

講演会

キーノート





10:10-11:00

中原啓貴 氏

東京工業大学
准教授

AI推論向けハードウェアの研究動向と実装のポイント:
TAI Compilerを使ったFPGA推論デバイスの開発について

ディープラーニングの研究開発が進んでおり、特に最新の軽量化技術は既存の量子化・スパース化とは本質的に異なる方式であり、ディープラーニング推論デバ イスの構成を再検討する必要がある。
本講演ではディープラーニング推論デバイ スの軽量化技術に関する研究動向を紹介し、FPGA実装を通した事例を通して開発 中のTAI Compilerを使った実装デモを行う。

チュートリアル








13:40-14:40

若林一敏 氏

東京大学大学院
システムデザイン研究センター(d.lab)
上席研究員

高位合成技術の歴史と、ツールの使われ方
~90年代から現在まで、CPU、GPUとの関係性~

C/C++等のソフトウェア向けのプログラミング言語の記述から、ハードウェア用のRTL記述を合成する高位合成ツールの基礎、歴史、使われ方、また効果のある事例を説明する。90年代から、サイクルを設計者が指定して順序回路やパイプライン回路を合成する形から始まり、一つのモジュールをC/C++で設計するもの、その後SystemCでマルチスレッドプログラミングするスタイルでSoCを設計する、また、最近では、純粋なC/C++から合成用のコメント(プラグマ)等で並列回路を合成するスタイルがFPGAを中心に浸透してきた。ビジネス的には、アルゴリズム設計者とRTL設計者というチームから、アルゴリズム設計者だけで高位合成でという方式も実用的に利用されてきた。このような変遷を説明しながら、高位合成の使われ方を紹介する。(スケジューリングやバインディング等の基礎的な技術の説明は時間的にできませんが、高位合成用のC/C++記述や注意点に関しては説明します。)

特別招待講演








15:10-16:10

泉谷  渉 氏

株式会社産業タイムズ社
代表取締役社長

2021年の半導体産業は生産も設備投資も超活発の勢い
~米中対立とコロナが不安要因、しかしてリベンジ消費巻き起こる

コロナウイルスの蔓延は、いまだ収束の方向が見えない状況です。ただ、テレワーク激増でパソコンやタブレットの生産が上昇しており、5G高速、自動運転、エコカー、そして何よりもデータセンターなどをキーワードに半導体産業は、コロナ禍にあっても一人勝ちとなっています。この勢いは2021年も継続し、拡大の方向なのです。問題は米中対立が激化し、英、仏、インドもアメリカ支持にまわり、中国の孤立が深刻化、これが世界経済に与える影響はかなりあります。また、コロナによる景気後退が続きますが、いわゆるリベンジ消費の巻き起こる2021年は世界のGDPが一気に5~6%も伸びるという予想もあるのです。 今回講演では、台湾半導体の急成長、韓国、日本、中国の設備投資、さらには通信向け半導体の加速などを中心に最新取材をベースに2021年の半導体情勢をリポートします。